この素敵な足のために : 西山2012年10月17日


この足がみつばちの保育の全てを物語る
               (撮影:みつばち保育園丸国園長)

自由でたくましい足の裏と、自信の表情が、全てを物語ります。
沓掛は西山のてっぺんにあるみつばち保育園の西山園舎です。


クワの大木を登るみつばちの子どもたち
                                       
            (撮影:みつばち保育園丸国園長)

高さ12mのクワの木。
かつて、野上園長が無認可園時代に苗木を植え、長い間にここまで育てあげました。

みつばち保育園を訪ねると、子どもたちは、子どものプロとして信用され、愛されていることを感じます。

みつばち保育園丸国園長撮影(上の写真も)

みつばち保育園の樹木に、ずっとかかわってきました。

剪定作業にはそれぞれ個別の目的と方法があります。
事情が許すのなら、ベストは実生のまま一切剪定しないことです。
かっこよく言えば「無剪定の剪定」。
剪定によって、程度の差はありますが、木々は必ず奇形をはじめます。
ある意味、人々はそれを利用してきました。
事情があって剪定するのだから、事情が違えば剪定方法も変わります。

このクワの木の剪定の目的はてっぺんまで登りやすくするためと、登っている子どもの様子が下から確認できるように。

子どもと樹木はとっても仲良しです。
作業は実際にてっぺんまで登りつつ、考えながら摑まる枝を残してゆきます。下が見えすぎてもこわいもの、枝葉の取りすぎにも注意です。

また、施肥にも個別の理由と方法があります。
この木の施肥の目的はドドメ(クワの実)がたくさんなるように、です。

この木を、小さな苗からここまでに育てた
せんせいもすごい!  
この木の細いてっぺんまで登る、みつばち保育園
子どももすごい!




たたずめば秋ももう終わり :伊吹山 12012年10月21日




突然の気まぐれで伊吹山に行った。
おおかたを車で行くのだから、登ったではなく、行った。
35年前のケンメリ、26年前のカタナ以来。
もう、秋の花も終わりかけていた。


伊吹山頂の独特の風景

独特の山頂の景色。
そこに寅さんが立っていても不思議ではないような、何かへんな感じ。







山頂から

山頂から、琵琶湖の北を望む。長浜や高島の方か。







北西の風がいかに強いかよくわかる

山頂付近の樹木のかたちは、北西の若狭方面から琵琶湖方向へ向かう風がいかに強いか教えてくれる。
若狭には何がある?







マユミ。まるで花が咲いたよう。

今頃、何の花が咲いてるのだろうと思ったらマユミの実。







マユミ

マユミ(真弓)の青い葉と赤い実。
ただでさえ木が少ないところへ、他の木はおおかた葉を落としているので、目立っていた。







リンドウ

リンドウ(竜胆)。美しいまだらの斑点があるとは知らなかった。花の中をはじめて覗いた気分。







リュウノウギク

リュウノウギク(竜脳菊)。唯一まだ、たくさん咲いていた。







イブキジャコウソウ

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
仕事でよく使うが、伊吹という名の割には随分と少なかった。
花の時期じゃないから、わからなかったのかな。それとも
砂利が好きだから、ひとに踏まれてしまったのかな。







イブキトリカブト

イブキトリカブト(伊吹鳥兜)。
白い穂のような花のサラシナショウマ(晒菜升麻)との群生を見たかったけれど、もう終わっていた。






めずらしくブログっぽい記事になりました…?