善人の沈黙:曇天の本宮祭2019年07月22日




〈  伏見稲荷の本宮祭。長引く梅雨空の下、今年は若い作家さんの奉納も増えてそれなりに賑やかでしたが、毎回期待していた先生がだんだん出せなくなったりで、少しさびしい気がしました。そんな中、厳しい体調とお聞きしていたのに、押して奉納された作品もありました。変わらぬ気品と優しさを湛えて。〉




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大宇宙の使者

曇天の伏見稲荷











こまったぬき の自画像

狸でごぜえやす









へっへっへ

キツネでごぜえやす。









マイペースでいいのさ

ウサギでごぜえやす。









虫がつなぐ命

猫でーす。









こころ

おら何だったっけ…










...

ハッチだもん。










さぁ跳べ ここがロド… ぴょーん ぁあっ

カエルだぴょーん










おやおや

ミノカサゴ とか呼ばれています。










カニカニ

ガニでごぜえやす。

 









えーと

アンモナイトちゃいますモンコイカちゃいます、オウムガイいいますねん。











一寸でも 一寸のたましい 

一寸の虫でごぜえやす。










若いキセキレイでしょうか。
稲刈りの頃、よく見かけます。

キセキレイの子であるぞ










梅花藻揺れて 水がつなぐ命

水










風がつなぐ命

あざみと飛ぶ綿毛










収穫は

かぼちゃ。わしゃウマオイ。










土と

茄子だって。










光の恵み

食べごろ。










おれカマキリ これトウガン おまえは?

とうがん!










わたしはふくろう

フクロウどすえ。









節黒仙翁に女郎花 (漢字で書くとなんかすごい)
フシグロセンノウ オミナエシ 秋の山野草

節黒仙翁(フシグロセンノウ)と女郎花(オミナエシ)









見事


トンボだす。










kirei

人間の祭りでごぜえやす。















梅雨空の本宮祭







映画「新聞記者」を見ました。
週刊誌や新聞を使ったスキャンダルのリークによる邪魔者つぶしや
マスコミやネット、SNSも活用しての
今の政治の仕組みが、加計学園のような学部新設認可を巡ってリアルに描かれます。
実際、国会に呼ばれると突然、記憶を失くす官僚や
無知で浅はかな閣僚や議員も増えました 。



大企業が優遇税制で 空前の利益をあげる一方で
青壮年の自殺は事故死よりも多くなり 年間2万人。
なのに「皆さんの元へそのうち果実が」なんて今だに演説しているのは公明党の山口さん。
ピンボケのわざとらしさ。



広島、長崎で世界に向かって核廃絶も誓えず、アジアの国々や戦没者に「深い反省」も明確に表明できず、隣国との摩擦は増幅させ、アメリカから大量殺人兵器を言い値で買いこみ平和憲法を空文化し、閣僚官僚もイエスマンで固め、疑惑や不正に『丁寧な説明』も無く、富国強兵を目指して経済政策。戦争できる「強い日本」に変えたいらしいシンゾー君。




   ❏   ❏   ❏




さて、参院選でした。
「あなたの生活が苦しいのは、あなたのせいにされていませんか? あなたが役に立たないからとか、あなたが勉強してこなかったからだとか。 冗談じゃない。」
自己責任という呪縛の中、奨学金返済やワーキングプアに苦しむ人々など、政治が生んだ格差の実態に対する的確な状況把握と、大胆で説得力ある政策提案。
「生きててくれよ」
左右の良心を巻き込む、熱く堂々とした闘いぶり、
山本太郎さんの職人的とも言える奮闘は、この国の政治に新鮮な緊張感を持ち込んだようです。



「日米安保条約のプラス面を肯定する人々には、そのマイナス面を全て背負う沖縄の現実を真剣に考えてもらいたい。 いつまで他人の不幸の上に自分の幸せを築こうとするのか。」
「辺野古基地新設の本当の目的は、2兆5000億円もの税金でゼネコンを肥やすことにある。」
沖縄を出て、いきなり東京の公明党山口代表の選挙区で立候補した創価学会壮年部の野村ヨシマサさん
「日蓮仏法の平和精神に戻れ」と、創価学会の変革と、
歯止めどころか、秘密保護法、安保法制、共謀罪などと安倍にくっついて暴走する公明党の解党、原点回帰を訴え、なんと東京の21万4438人が支持をしました。
彼には勇気をもらいました。
ほんとうのことを言っていいんだ、「善人の沈黙」こそが罪なんだと。



政治家もプロの端くれならば、今こそ政治の仕事があるはず。
戦後のおぼっちゃま育ちが、ゴマカシやスリカエに腐心するような生き方はもうヤメにして 、先ずは腰を低くして現場に身を置き、情況を注意深く観察して想像すること、それ抜きに生きた絵は描けません。





前川喜平さんのリツイート



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