たたずめば秋ももう終わり :伊吹山 1 ― 2012年10月21日
突然の気まぐれで伊吹山に行った。
おおかたを車で行くのだから、登ったではなく、行った。
35年前のケンメリ、26年前のカタナ以来。
もう、秋の花も終わりかけていた。
独特の山頂の景色。
そこに寅さんが立っていても不思議ではないような、何かへんな感じ。
山頂から、琵琶湖の北を望む。長浜や高島の方か。
山頂付近の樹木のかたちは、北西の若狭方面から琵琶湖方向へ向かう風がいかに強いか教えてくれる。
若狭には何がある?
今頃、何の花が咲いてるのだろうと思ったらマユミの実。
マユミ(真弓)の青い葉と赤い実。
ただでさえ木が少ないところへ、他の木はおおかた葉を落としているので、目立っていた。
リンドウ(竜胆)。美しいまだらの斑点があるとは知らなかった。花の中をはじめて覗いた気分。
リュウノウギク(竜脳菊)。唯一まだ、たくさん咲いていた。
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
仕事でよく使うが、伊吹という名の割には随分と少なかった。
花の時期じゃないから、わからなかったのかな。それとも
砂利が好きだから、ひとに踏まれてしまったのかな。
イブキトリカブト(伊吹鳥兜)。
白い穂のような花のサラシナショウマ(晒菜升麻)との群生を見たかったけれど、もう終わっていた。
めずらしくブログっぽい記事になりました…?
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