A Love Supreme : 伏見1998年03月14日



伏見区淀 圓通寺

かつては手書きのカラーコピーで発行していた

 

 かつてはパソコンもなく、仕事の合間に紙焼写真に直接手書きし、そのカラーコピーを糊づけしてこんなものを発行していました。仲間や材料店にも見てもらって、プロたちの貴重で辛辣な批評をいただいていました。
同業者や先輩の批評は、一生忘れないものです。

 上の方に、横文字が書いてありますがこれは、お寺の庭を作る前に、ご住職や奥さまのお話をお伺いしている時、頭の中で鳴りだした音楽。ジョン・コルトレーンの A Love Supreme。 完成までずっと鳴り続けていましたので……

(後で見ると、こういうパンフのレイアウトはだいぶ恥ずかしいけど)



 *** 圓通寺垣 ***

クロモジの太幹を使った袖垣


材料はクロモジの幹


数年後。
自然で自由な袖垣は、クロモジの太い幹(!)だけでこしらえた三次元曲線?の日日庵オリジナル。3D圓通寺垣とでも名付けようかなと。



かわいい池 Before
圓通寺のかわいい池。着工前。
                           

               ↓

かわいい池 After
小さな池も作った

お寺の庭だからといって、地域のお寺が抽象化ばかりでは味気ない。
そこには、ご住職一家の生活があります。子どもたちもいます。

かわいい池を作りました。
臼石から水が湧き、メダカが泳ぎ、睡蓮やカキツバタが咲きます。

お寺の庭は、お寺での生活に寄り添います。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nichinichian.asablo.jp/blog/1998/03/14/6511199/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。