構えない構え : 伏見2015年05月14日





住む人の生き方や好みにあわせて、明るく暮らしやすくしました。
2年かけて、少しずつ変わっていく様子です。





Before 〈着工前 庭側〉


勝手口 着工前
 





   ↓ 
 〈ブロック塀や門柱門扉を取り去って工事は続きます〉



勝手口を壊して工事中






  
かたちが出来てきました。


完成 



   ↓ 

冬。庭の奥の方は、生きた土作りをして、とりあえず今年はトマトと茄子の畑 。
そしてさらにその翌年には↓こんな具合に。椿は「月の輪」 桜は「関山」、
奥の四ツ目垣は、コクテールの成長に合わせるようになんと、音符のように波を打ちました!





トマト茄子の後は椿「月の輪」と関山桜に



  
After 〈完成〉




春。仕上げは、名栗(ナグリ)の名人原田氏に制作をお願いしていた、大きな曲がりの山名栗を使って、薔薇のアーチ。名栗とは腐れにくく丈夫な栗材を手斧(チョンナ)でなぐったもの。熟練の手にかかると、全くささくれず、栗独特の艶肌が見事。
支える柱もほぼ無節の栗、10cm角。こちらは伝統工芸士おさむ工房に無理をお願いしました。
品のある素材は、それだけで美しく温かさを感じます。一流の職人たちの親身なご協力やアドバイスには、ほんとに感謝です。






名栗のアーチ、栗の柱で完成。


町並みの雰囲気も、やわらかくなりました。







翌年の春には


そして翌年。花が繋がりアーチの完成。(2017/05/24)






    
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内側から見ると…

          Before〈着工前〉


勝手口着工前 (中の様子)





           
          After 〈完成〉




勝手口跡(中の様子)









名栗のアーチ








3年後


ヒノキと竹で組んでみた2個の四ツ目垣風の衝立は、あちこちに軽く移動出来て景色の変化も楽しめ、思いのほか重宝しているようです。
石畳のテラスには、いざという時、車を2台入れられます。







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同じように玄関前も、コンクリートの塀や門扉を半分取り去り、石畳のスロープにしました。


Before  玄関側

〈左袖の塀を取り去ったところ〉


玄関 左袖のブロック塀を取り去ったところ




   ↓
After 玄関側

〈水栓柱やホースは、分厚い古板石の裏側を使って井戸風に納めました。左手のコンパクトな竹垣には、この夏、大輪の朝顔が絡みます。〉




玄関完成 「大輪の朝顔を植えようか」





庭のバラたちも,
最小限の手入れにもめげず、やさしく、おだやかに咲いてくれています。




春がすみとアゲハチョウ



春がすみとアゲハチョウ








ピース


ピース







しのぶれど


しのぶれど







夢










ニュードーン


ニュードーン










ヘンリーフォンダ


ヘンリーフォンダ










黒蝶


黒蝶









ファイルフェンブラウ


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