栗とコーネリア : 美山2001年06月13日




栗丸太のアーチにコーネリア





無農薬で見事に咲くつるバラ コーネリア。 奥にはニュードーン。
都会住まいで、大の競馬好き!の映画監督のご主人も時にはいらしていましたが、普段は奥さまが愛犬と 田舎での静かで丁寧な暮らしを楽しまれていました。
慣れない雪の坂道で滑ってころんで手首を骨折されたこともありました。
着雪による枝折れのはげしいミモザの雪吊りを毎年指示され、雪国では珍しく、私の植えた苗木を大木に育て上げられました。



バラのアーチや、ナイアガラ(ぶどう)の棚などには機械化で使われなくなった稲木干し用の栗丸太を買い受け、ふんだんに使いました。きれいに管理された芝生は、愛犬とのリビングルーム。



栗(山栗)はとても腐れにくい、伝統的高級素材ですが、此の頃は山でもあまり見かけなくなりました。(若木は片端から鹿に食べられてしまい、次世代が育ちません。)
栗の又を使ったアーチやパーゴラは日日庵オリジナル。10年経ってもびくともしません。
曲線のテーブルベンチは伝統工芸士おさむ工房に依頼しました。






ナイアガラの棚に、誂えたテーブルベンチ







栗丸太とクロモジの幹で作ったアーチ


 




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【バラやクラシックを愛した父のおかげで生まれた時からたくさんのバラがありました。バラを使う造園屋は少ないけれど、特につるバラには強い品種も多く、修景に使えます。 無理な四季咲きにこだわらなければ、そんなに肥料漬、農薬まみれにしないで、自然に育てられる品種はあると思います。生きた土にするなどの工夫やメンテナンスは必要ですが。】






コメント

_ takumi ― 2020年06月16日 22:22

素敵なアーチですね
私も栗の木でアーチを造りたいのですがあなたのアーチは栗の生木ではなく、乾燥させたものの様に見えますが、表皮も剥がされたのでしょうか?どれくらい乾燥されたのでしょうか?

_ 日日庵 ― 2020年06月17日 07:11

この栗は、かつて田んぼの稲木干しの支柱として使われていたもので、秋に2週間ほど使われる以外は、何十年も農家に大切に保管されていました。名栗(なぐり)といわれるもので、栗丸太を手斧(チョウナ、チョンナ)で六角形や八角形にハツったものです。栗材でも表皮近くは、虫が入ったり腐れ易いので、美しさと耐久性において理にかなった方法かと思います。ご自分で加工される場合、 少なくとも表皮を取り除くことをお薦めします。生木の場合、塗装しないのであれば使えると思いますが、収縮やひび割れが発生しますので、細密な加工には向きません。乾燥はこの太さでも一年以上必要かと思います。また、流水や消石灰水を使ったアク抜き作業も必要です。

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